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| エンジンオイルは、エンジン内の各部で発生する摩擦によるエネルギーの損失、発熱、接触面の摩耗からエンジンを守るはたらきをしている。その具体的な作用として、潤滑・冷却・密封・防錆防食・清浄分散の5つがあげられます。 | |
|---|---|
| 潤滑 | 摩擦部分に油膜をつくり摩擦を減少させることで摩耗を防ぎ、エネルギーの損失、焼き付きを防止します |
| 冷却 | 燃焼熱、摩擦熱により、高温にさらされているエンジン各部から熱を吸収し、外部へ放熱します |
| 密封 | ピストン、シリンダー間に油膜をつくることで圧縮ガス、燃焼ガスを燃焼室内に密封し、圧縮漏れを防止します |
| 防錆防食 | エンジン内に発生する酸や水からエンジンを守り錆や腐食の発生を防ぎます |
| 清浄分散 | エンジン内に発生したカーボンやスラッジをオイル中に分散させ、エンジン内部をクリーンに保ちます |
| エンジンオイルには、主に品質で分けるAPIサービス分類・ILSAC規格・JASO規格と粘度で分けるSAE粘度分類とがあり、いずれも車の使用条件や使用地域に適合するエンジンオイルを選択するうえで大切な目安となるものです。 | |
| ※画像に規格別の内容を載せています。 | |
| APIサービス分類とは、エンジンオイルの品質分類を設定したアメリカ石油協会の略称で、分類の目的はそのオイルがどのような品質かを表示する為のものです。 | |
| ILSAC規格とは、自動車エンジンオイルの世界規格を作るために日米の自動車工業会が設立した組織名で、ILSACが制定した規格がILSACGF規格です。 | |
| APIとILSAC規格の違い、エンジン油の基本性能を設定しているAPIサービス分類に燃費改善等を必須の要求項目に加えているのがILSAC規格です。最新のGF-6規格は、粘度によりGF-6A・GF-6Bと2種類の規格が設定され、規格の種類により認証マークも異なります。 | |
| JASO規格とは、公益社団法人自動車技術会の自動車規格組織です。 | |
| 日本では、自動車用エンジン油の品質規格として、APIサービス分類が一般的に用いられていましたが、日米エンジンの設計上の違いもあり、日本製ディーゼルエンジンにより適合するエンジンオイル品質規格として2000年にDH-1が制定されました。ガソリンエンジン用には、低粘度用の規格として2019年に省燃費ガソリンエンジンオイル品質規格であるGLV-1が設定されています。 | |
| ※詳しい内容は画像を確認ください。 | |
| エンジンオイルは、使用しているうちに砂埃、金属摩耗紛などの不純物の混入や、燃料が燃えたときに発生するススや、水分の混入、燃料の混入、添加剤の消耗などにより次第に性能が低下してきます。その結果、スラッジなどの堆積物が発生し、エンジンの摩耗が進行し、場合によっては焼き付きも起こします。不純物の混入や添加剤の摩耗は、どのような高級オイルでも避けることができません。したがって、エンジンをトラブルから守るためには、定期的なオイルの交換が必要です。 | |
| ※交換時期は画像にて確認ください。 |
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