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84年発売、定価¥16100の小型のBCLラジオです。既にBCLラジオのブームは日本では終わっていましたが、ソニーICF-7600のビッグヒットで海外でのブームは未だ続いていたのでは無いかと思います。国内向けとしては明らかに力を抜いていましたが、ソニーは結構気合の入った小型、高性能なラジオを作り続けていた様に見えます。
この4900も海外仕様の物が中古で流通する程海外ではそこそこ売れた様です。
FM、AM、SW7バンドという9バンドラジオで、SWはデュアルコンバージョンという回路でフェーディング(視聴中の音の揺らぎ)を減少させています。このサイズで使われているのは当時としては珍しかったでしょう。
7600シリーズをそのまま半分位に縮小したミニラジオですが、音も感度も機能も上級機に劣らない本格的な作りです。唯一小さいので華奢ですが。
スピーカーはこの当時のソニーのモデルで良く見る鉄棒を湾曲させ、その弾力で本体に圧着させる仕組みです。ソニーが最後まで国内生産ということで発売していたEX5もこの方式でスピーカーを固定させており、多分ソニー製とは言うものの同社の優秀な下請けラジオメーカーだった十和田電子(現在のAIWA)が作っていた物と思われます。
内部はICを中心に部品がぎっしり詰め込まれていて、どうやって組み立てたのかと思う精密さです。
整備中に驚いたのが使われているスピーカーの薄さで、φ50mmに対して厚みは2,3mm位しかありません。当然磁気回路も極めて薄く、コーン紙は中央が多少前面に出ている逆円錐状ですが、こう言う形式のスピーカーは60年近く前のトランジスタラジオ初期の頃のビクターのラジオでしか見たことがありません。
特筆点はこの小ささと薄いスピーカーの割には驚くほど音が良い事。とくにFMではSN比が極めて高いこともあって非常に明瞭で繊細な音です。勿論低音の再生能力は期待できませんが、中高音の冴えた美しさで、丁度オンエアされていたマーラーの交響曲を充分堪能できました。このサイズ、薄さのラジオとしては驚異的と言って良いでしょう。
この個体はスピーカーグリルの中心部に凹みがあり、タクトスイッチの接触不良とボリュームの接触不良がありましたが、全て修理済み。
不思議なことに後継の4900IIよりも良い音に聞こえます。
電池はお付けします。SW、AMも感度良好です。
| 商品の状態 | 傷や汚れあり |
|---|---|
| ブランド | ソニー |
オススメ度 4.9点
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