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著者:マリオン・ジマー・ブラッドリー
カバー・挿絵:加藤洋之・後藤啓介
20冊中
初版18冊
再販2冊 ナラベドラの鷹 オルドーンの剣
数百名の乗組員を擁した一隻の巨大植民船が遭難した。不時着した地は、鮮血の太陽が輝く、いずことも知れぬ星。宇宙船の修理が終わり次第、彼らは目的地へと再び飛びたてるはずであった。しかし、奇怪な現住生物が跳梁し、「魔の風」が吹きすさぶこの星で、彼らの希望はひとつずつ失われてゆく。ここに語り明かされる、ダーコーヴァ年代記の始まり。
不時着した地で生きて行くことになった植民者に過酷な運命が待っていた。植民者数百名では遺伝的多様性が足りず、植民者はいずれ絶滅することが判明した。植民者たちは赤い太陽の地で滅ぶ定めなのか。
不時着したターコーヴァには不思議な力を持つ知的生命体が存在した。自らをチエリと呼ぶその者たちは、不可思議な能力を持っていた。そして人との間に子を設けることも出来た。やがてチエリと人との子孫には不思議な力(超能力)が伝えられ、ダーコーヴァの文化は、人類の文化と異なる進路を取っていくことになる。
不時着から長い年月が経ち、人とチエリの混血は伝説となっていった。不思議な力はラランと呼ばれるようになり、チエリの血を濃く受け継ぐ七大家系(ハスター、ライドナウ、レイニアー、アーデス、オルトン、エルハリン、アルダラン)に時に現れる能力となっていった。ラランを受け継いだ者は、ラランを強めるマトリクスと呼ばれる結晶を操り、ラランを行使した。ラランの持ち主とマトリクスはより強く結びつき、時に持ち主が死んだ後もマトリクスに持ち主の意思とラランが宿ることで、後の世に大きな力を行使し、時に災厄をもたらした。
ダーコーヴァでは、地球の封建制に似た制度と多くの戦乱によって男性優位な文化が形作られていった。しかし、ラランは男女に区別なく顕現した。男性優位の中、ラランが発現した女性が困難の中で己の能力を開花させる多くの物語が語られることになる。
長い年月の後、地球帝国がダーコーヴァを再発見し、独自の文化を築いてきたダーコーヴァと地球帝国との物語が始まる。
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